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フィクスチャー | アバットメント | 上部構造 | メンブレン | オステオトーム | SIM/PLANT | GBR法(骨再生誘導法) | GTR法(組織再生誘導法) | サイナスリフト | ソケットリフト | PRP法 | All-on-4 | アストラテックインプラント | ブローネマルクインプラント | リプレイスセレクトインプラント | ITIインプラント |

フィクスチャー

インプラントの本体となる部分で、素材は純チタン製です。インプラント体とも呼ばれます。

スクリュー状の形状が多く使われていて、このフィクスチャーを顎の骨に植立して、インプラント治療を行います。




アバットメント

アバットメントとは、人工の歯冠部(上部構造)を装着するためにインプラント体に連結される支台装置のことを言います。

2回法でインプラント治療を行う場合には、フィクスチャーを埋入して数ヶ月待った後、2回目の手術を行う際にアバットメントと上部構造を一緒に装着します。

1回法でインプラント手術を行なう場合には、1回目の手術の時に「ヒーリングアバットメント」というものをフィクスチャーに装着しておきます。

設計によって様々な種類があります。上部構造をスクリューで固定する方法と、セメントで固定する方法によっても利用するアバットメントが異なります。

上部構造

上部構造とは、インプラントに装着する人工の歯冠部のことです。
材質は生体となじみが良く、美しいセラミックが一般的です。

インプラント冠(クラウン)、インプラントブリッジなど素材は様々なものがあります。

ポーセレンを使ったものが一般的ですが、咬み合わせの特に強い方、歯ぎしりのある方などでは咬む面を金などの金属で覆ったものを利用することもあります。

メンブレン

メンブレンとはインプラント治療をおこなうにあたって、充分な骨の幅や高さがない場合に行われるGBR法(骨再生療法)に使われる膜です。

メンブレンは、コラーゲンから出来ている骨に吸収されるものと、骨に吸収されないものの2タイプあり、患者様の症状や手術の方法により使い分けられます。
どちらも、不足している骨を再生される為に使用しています。

メンブレン

オステオトームとはインプラント埋入の際に使う棒のようなもので、通常インプラントを埋入するときは、所定のフィクスチャーに合うまでドリルで穴を開けます。しかし、柔らかい骨の場合、ドリルだけで穴を開けるとフィクスチャーを入れたときにしっかりした初期固定が得られないことがあります。

そういうことが予想される場合、ドリルだけで穴を開けるのではなくて、途中からオステオトームを使用して骨を側方に押しのけるようにしてインプラントを埋入すると骨が硬くなりますので、しっかりした初期固定が得られることが多いです。

また、オステオトームで槌打して上顎洞の下壁を骨折させ、骨を上方に押しやることによってインプラントの垂直的埋入スペースを確保する方法(ソケットリフト)にも使われます。



SIM/PLANT(シンプラント)

SIM/PLANT(シンプラント)とはインプラント治療を行う前の診断の際に、より正確な検査としてCTスキャンによる顎の撮影を行う場合があります。
CTスキャン(コンピュータ断層撮影)はX線とコンピュータを使って、体の断面を輪切りにして検査することが可能です。
通常のレントゲン撮影の場合は平面的に歯の様子を診断することしか出来ませんが、CTスキャンの場合は立体的に診断することが出来ます。

SIM/PLANTは、CTスキャンのデータをインプラント治療専用に解析する代表的なソフトです。顎の骨の様子を立体的に解析するだけではなく、埋入するインプラントの長さや角度等を具体的にシュミレーションすることが可能になります。





GBR法

GBR法(骨再生誘導療法)とは、歯周病等で骨が失われた部位に人工骨や自家骨(自分の骨)を移植し、骨の再生を図る治療のことで、歯周組織再生療法の1つです。

GBRは主に、「インプラントをしたいけれど骨の量が足りない」場合に行われます。

人工骨には主にハイドロキシアパタイトやB-TCPなどのリン酸カルシウム系の材料が使われますが、治療の成功率は自家骨に劣ります。

自家骨を使用する場合は腸骨や顎角部、オトガイ部などから採取し、ボーンミルなどで細かく砕いて使用します。

また、治癒の促進や痛みの軽減などを目的として、PRP(多血小板血漿)が併用される場合もあります。

GTR法

GTR法(組織再生誘導法)とはGuided Tissue Regenerationの略で、歯周組織再生療法の1つです。

GTR法では歯周病で骨が失われた部位に膜(メンブレン、バリアー膜)を張ることにより上皮の侵入を妨げ、歯槽骨や歯根膜などの歯周組織が回復するためのスペースを確保します。

GTR法は一応「再生療法」と呼ばれてはいますが、実際には再生が起こるのではなく、象牙質とは接着していない有細胞セメント質による新付着が起こります。(これは再生ではなく「修復」です)

GTR法は失われた歯槽骨を回復する手段としては有効ですが、膜を設置する手間がかかりますし、膜が露出すると失敗することもあります。

そのため、GTR法よりも手間がかからず手技も簡単なエムドゲインが今後、GTR法に取って代わっていくのではないかと言われています。

サイナスリフト法

サイナスリフトとは、あごの奥歯に相当する場所にインプラントを植立する場合、骨の高さが不足し、数ミリしか骨が無い場合が多くあります。そのようなあごの骨の不足を人工的に補う方法を言います。

サイナスリフト法には移植骨の生着を待って二次的にインプラント埋入を行う方法と骨移植と同時にフィクスチャーを埋入する方法があります。

骨移植と同時にインプラントを埋入する方法は上部構造装着までの期間が短縮され、手術回数が減って患者の負担が少ないという利点はありますが、インプラントの成功率は劣り、適切な方向へインプラントを埋入するのが困難です。

これに対し、増骨が終了した後、インプラントを埋入する方法はほぼ100%近い成功率を得ることができます。骨移植後インプラント埋入までの期間は7~8ヶ月といわれているが、骨移植時にPRP(多血小板血漿)を施せば5~6ヶ月に短縮できます。

ソケットリフト法

上顎臼歯部の上部には上顎洞がありますが、人により洞底線が下方まで伸びているため、インプラント体埋入に必要な量の骨が確保できない事があります。ソケットリフトとはその問題を解決するための骨増成法の一つであります。

インプラント体の挿入口から移植骨や骨補填材を挿入して、より簡便で安全に上顎洞の底部分を押し上げるテクニックです。

インプラントを埴立する位置に、まずドリルを使用し骨を約1mm残し、専用の器具(オステオトーム)で槌打し、骨を抜きます。そして、器具で骨を押し上げ粘膜を拳上し、骨移植材を填入し、インプラントを埋入して終了です。

PRP法

PRP法(多血小板血漿)とは、Platelet Rich Plasmaの略で、歯周組織再生療法の1つです。

PRP法は血液中の血小板を高濃縮した血漿で、主にインプラント治療に伴うGBR(骨再生誘導療法)の際や、歯周病のフラップ手術の際などに使用されます。

PRP法を使用することで、PRP中の血小板からPDGF、TGF-β、VEGF、EGFなどの成長因子が放出され、それらの成長因子が組織を再生させる細胞を活性化させることによって、治癒の促進、痛みの軽減などの効果があると言われています。

All-on-4

All-on-4とは、ポルトガルのリスボンにあるクリニカ・マロのDr.Paulo Malo によって開発された治療法で、すでに無歯顎かあるいは戦略的抜歯などをして無歯顎になった状態の顎に、4本から7本のフィックスチャーを埋入して12本の義歯を即時荷重させるものです。
その際、前方のフィックスチャーは真っ直ぐに、後方のフィックスチャーは上顎洞や下顎管を避けるために傾斜をつけて埋入するのが特徴的です。
この方法を用いることにより、グラフトレスでしかも即時荷重ができるようになります。

All-on-4についてインプラント特集記事を見る







メンブレン

アストラテックインプラントは世界的な製薬、医療器具メーカーであるアストラゼネカ社のグループ企業、アストラテック社によって開発された生体親和性に優れ、長期間安定して使用できる素材である純チタンを用いた歯科用インプラントです。
1985年から開発に取り組み、現在その研究開発力と長期安定性は世界中で高い評価を得ています。

アストラテックインプラントの特徴は、フィクスチャーアバットメントの連結の時、円錐状にデザインされたアバットメントの下底部がフィクスチャーー内部で連結することで、咬合力が理想的に分散され、連結部の強度が高くなります。
フィクスチャーの上部には微少なネジ加工を施し、骨にかかる力を分散、骨縁部の組織再生を促します。





ブローネマルクインプラント

インプラント開発者の名前を使用していることからもわかるように、世界初、科学的に証明された骨結合をするインプラントです。
今日まで世界各国の歯科医の間で使われてきました。36年以上にわたる実績を持つ、最もポピュラーなインプラントだと言えます。

チタンが骨と結合することを発見したスウェーデンのブローネマルク博士が開発したブローネマルクシステムが基となっています。
40年もの歴史と豊富な実績を誇る2回法の代表的インプラントで、現在のインプラントに多大な影響を与えました。
今となってはコストが高く、手術が難しいなどの難点はありますが、長らく業界のスタンダードとして君臨していました。
骨の厚みや幅が足りればどの部位にも使用できます。






リプレイスセレクトインプラント

リプレイスセレクトインプラントは、元々はアメリカの会社が製造していたステリオスというインプラントだったのですが、数年前、世界初のインプラントであるブローネマルクインプラントを販売しているノーベルバイオケア社が吸収合併し、リプレイスセレクトという名前に変わりました。

ブローネマルクインプラントは値段が高く、長めのインプラントのため、骨の厚みや高さが少ないケースでは使用が難しいというデメリットがありました。

その点、リプレイスセレクトは値段も安く、短めのインプラントのため、骨の厚みや高さが少ないことが多い日本人には向いているインプラントであると言えます。そのため、日本でもブローネマルクインプラントからリプレイスセレクトに乗り換える歯科医院が多くなってきています。

インプラントの表面性状はブローネマルクインプラントと同じく、タイユナイト(Ti Unite)というノーベルバイオケア社独自のものです。

また、ブローネマルクインプラントは様々なインプラントの中で最も多くの器材があるインプラントなのですが、リプレイスセレクトはブローネマルクインプラントの器材が全て使用できるという利点もあります。

ITIインプラント

ITIインプラントシステムの基本原理は、1970年代の初めにスイスのベルン大学とStrauman(ストローマン)研究所で考案され、 International Team for oral Implantology(生体工学、物理学、化学、外科、歯科等の専門メンバーによって構成された口腔内インプラント学の国際的研究チーム:略して ITI)の協力によって、20年以上に渡る臨床実績に裏付けられたシングルステージインプラントシステムです。

ITIインプラントシステムは、前歯部から臼歯部まであらゆるケースに適用でき、しかもそれぞれの基本術式は同一です。その後、2004年度アメリカ歯科医師会推薦を受ける僅か4つのインプラントのうちの1つに正式認証されました。

ブローネマルクインプラントが顎骨がしっかりとした欧米人を対象として開発された治療法である為、インプラント体の大きさが他社に比べると比較的大きく日本人向けでないのに対して、ITIインプラントシステムはインプラント自体のサイズが小さく、日本人をはじめとしたアジア人向けになっており、日本でも広く普及し多くの患者がその恩恵を受けています。


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